診療内容
Service
「予防」が考え方の中心です。
患者さまと話し合いながら、
ひとりひとりに合った
治療を進めていきます。
詳しい説明やお悩みは、お気軽にご相談ください。
予防歯科
目指すのは「80歳で自分の歯20本以上」むし歯や歯周病のリスクを診断し、歯科医と歯科衛生士が連携して歯石除去、歯のクリーニング、歯の溝のシーラントによるむし歯予防、フッ素塗布などプロフェッショナルなケアを行います。 定期的(3~6カ月毎)に検診を受けることによって、生活習慣病である虫歯や歯周病は、未然に防ぐことができます。 「歳をとったら、どうせ入れ歯になる」という考え方は大昔のこと。
毎日のセルフケアに加え、定期的な検診でプロフェッショナルなケアを受けることは、「80歳で自分の歯20本以上」を実現してくれます。
健康な歯の人のレントゲン写真
歯をすべて失った人のあごのレントゲン写真
健康な歯の人の口腔内写真
小児歯科
保護者とともに、見守り育てる小児歯科子供たちの歯の治療は、乳歯から永久歯への歯の交換、歯並び、あごの成長発育などを考慮したより専門的な知識と経験を必要とします。 昔、歯医者さんとの最初の出会いが虫歯治療であった時代がありましたが、今や歯医者さんは子供たちにとって、虫歯になって行くところではなく、虫歯にならないように予防してもらいに行くところとなっています。
当院には、お口を通して、子供さんの成長を保護者の方とご一緒に、見守り育てる小児歯科専門医がスタンバイしています。 お気軽にご相談ください。
1歳7カ月で、定期検診の常連さん。鏡を見ながら上手に歯磨きしてもらえます。もちろん、むし歯は一本もありません。
4歳のこどものあごの中のレントゲン写真。子供の歯の下では、大人の歯のたまごが、出番を待っています。
歯周病治療
様々な病気に関連している歯周病かつて歯槽膿漏と言われていた歯周病は、虫歯とともに歯を失う2大原因の1つです。
30~40歳代以降のほとんどの方に見られます。近年、歯周病とさまざまな全身の病気に深い関わりがあることもわかってきました。糖尿病、心臓血管疾患、肺炎そして早産などです。全身の健康のためにも歯周病を放置せずしっかりと治療することが大切です。
経験豊富なスタッフが、あなたの歯ぐきの状態を診断し、ケアいたします。
歯周病により歯ぐきの腫れている症例
治療前 (腫れている歯ぐき)
治療後 (ひきしまった歯ぐき)
歯周病により歯根周囲の骨が溶けて、歯の動揺がみられた症例
再生材料を使った歯周外科手術後、定期的な検診を通じて経過を追ったところ、失われていた歯根周囲の歯槽骨が再生し、歯の動揺も落ち着きました。
(黄色い線は歯槽骨のライン)
歯周外科手術前
術後1年経過
術後2年経過
口腔外科
お口の中の状況を確実に把握し、体に優しい治療をCTで撮影した3次元画像をもとに、歯と周囲の神経などの組織の関係を確認し、確実な診断のもとに、親知らずの抜歯等を行っています。
超音波振動で骨を削ることによって、手術の際の出血を極少量にとどめることができる器具(ピエゾサージェリー)を使用して、体に優しい治療を行っています。
当院のCTで撮影して構築した3次元画像
ドライマウス
体全体の状態から治療方法を検討ドライマウス(口腔乾燥症)の罹患者は日本に800万人から3,000万人いると言われています。 お口の問題だけでなく、全身状態との関係も考慮する必要があるため、診断と治療には、より専門的な治療が必要とされます。 当院では、唾液の検査も行っています。
検査内容:①唾液流量検査、②唾液中のむし歯に関連する菌の検査など
乳酸桿菌(虫歯を進行する菌)の検査
ミュータンス菌(虫歯の原因菌)の検査
顎関節治療
コンピューターを使ってあごや筋肉の動きを解析診断顎関節症とは、かみ合わせの異常やくいしばりなどで、あごの関節にいろいろな症状が現れる疾患です。
あごやそれを動かす筋肉の動きを測定し、コンピューターで解析、診断して、顎関節の症状を改善させる治療も行っています(K7エバリエーションシステムEX)。
K7システムにより顎と筋肉の動きを測定している様子
矯正歯科
美しい歯並びで「おいしく食べる」ガタガタの歯並びは、見た目ばかりでなく、むし歯や歯周病の誘因となります。 また、歯の本来の機能である「おいしく食べる」ことに影響を及ぼします。
あごの大きさと歯の大きさのバランスを考えて、より健全な噛みあわせを作っていくのが歯の矯正治療です。 美しい歯並びは、口元の美しさを引き立たせることになります。 部分的な歯並びの矯正治療には、目立たない透明なシートを用いて治療できる場合もあります。
まずは、お気軽にご相談ください。
透明なシート(Essix)で、ガタガタの前歯を治療した症例
治療前
透明な治療用シート
治療用シート装着時
治療後
審美歯科
白い歯で明るい笑顔を「歯のホワイトニング」という言葉を、お聞きになったことがある方もいらっしゃるかと思います。歯の色をより白くすることによって、笑顔の口元はより明るくなります。
変色した前歯の漂白
漂白前
漂白後
多数の歯のホワイトニング
ホワイトニング前
ホワイトニング後
また、歯につめたりかぶせたりする銀色の金属の代わりに、天然の歯の白さや明るさに、より近い材料である「セラミック」を用いた治療もオプションとして行っています。
(ラミネートベニア、セラミックインレー、オールセラミックなど)
ビヨンドシステムによる歯のホワイトニング
セラミックでできたインレー
インプラント
人工歯根=本来の歯と同じ機能を取り戻す歯を失ってしまったときに従来の方法では、失われた歯の両側の歯を削ってブリッジをかけたり、取り外しができる部分入れ歯をはめて、失われた機能を補ってきました。インプラントとは、チタンでできたインプラント体を人工歯根として顎の骨の中に埋め込み、それを支柱にして人工の歯を作ることにより、お口の機能を回復する治療法です。
保険がきかない高額な治療ではありますが、何よりのメリットは、残っている自分の歯の健康を保つことができることと、昔のようにもう一度噛めるようになることです。
経験豊かなスタッフが、当院所有のCTで撮影した3次元画像をもとに、あごの骨の厚み、高さ、下歯槽神経、上顎洞までの距離などについて的確な診断を行い、治療にあたります。
欠損歯1本のところにインプラントを植立した場合
治療前
インプラント植立後
多数歯欠損にインプラントを植立した場合
治療前
インプラント植立後
治療後(口腔内写真)